築年数別・施工方法別!外壁塗装の注意点とは?
2024/03/12
外壁塗装の注意点というと一口に言っても、実は年代や施工方法によって異なる点があることをご存知でしょうか?この記事では、築年数別・施工方法別に外壁塗装に必要な注意点をまとめています。これから外壁塗装を考えている方や、外壁塗装を行う塗装業者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
外壁塗装とは?
外壁塗装とは、建物の外壁に防水性や耐候性などの特性を持った塗料を塗ることを指します。外壁塗装には、建物の美観を維持するだけでなく、建物の保護や耐久性向上にも役立ちます。また、塗装によって外部からの異物を防ぎ、内部の環境を保持することができます。外壁塗装の種類には、塗料の種類によりシリコン塗料、フッ素塗料、塩化ビニル塗料などがあり、また塗る箇所によっても屋根塗装、外壁塗装、木部塗装など様々な種類があります。外壁塗装は、定期的に行うことで建物の維持管理を行うことができます。しかし、業者選びや塗装方法、塗料選びなどによって価格の差が出るため、注意が必要です。建物の美観を保つためには、早めの対処が必要です。
築年数別の注意点
外壁塗装において、築年数によって注意すべき点が異なってきます。新しい建物であれば、塗装がされたままの場合も多く、あまり心配する必要はありません。しかし、築年数が20年を過ぎた頃からは、外壁に色あせや剥がれが見られるケースも増えます。この場合、塗装のメンテナンスが必要になります。築30年以上となると、外壁の劣化が進んでいる場合が多いため、塗装する前にはしっかりと劣化部分の修繕が必要になります。また、このような古い建物の場合、耐震性・断熱性が低かったり、内部に腐食が進んでいたりする場合もあるため、外壁塗装とあわせて、一度建物の状況をチェックすることが大切です。外壁塗装は建物の美観を保ち、耐久性を高めるためにも大事なメンテナンスです。それぞれの築年数ごとに、適切ないメンテナンスを行い、安全で快適な住環境を保ちましょう。
施工方法別の注意点
外壁塗装には、ブラシ・ローラー・スプレーなどの施工方法があります。施工方法別に注意すべき点がありますので、そのいくつかを紹介いたします。まず、ブラシを使った場合は、塗りムラが出ないように均一に塗布することが大切です。また、塗料の密度に応じて、毛並みの負荷や細かさを調整しなければならないこともあります。 次にローラーを使った場合は、塗りムラを防ぐために、十分な力をかけずに繰り返し塗布することが必要です。ローラー自体も、塗料の種類と密度に合わせて選ぶ必要があります。そして、スプレーを使った場合は、塗り過ぎに注意しなければなりません。また、周りへの飛散にも気をつけ、厳密なマスキングが求められる場合もあります。以上の注意点を意識しながら、適切な施工方法を選択することが重要です。
外壁塗装のメンテナンス方法
外壁塗装は、外からの風雨や紫外線などによって劣化してしまうものです。そのため、しっかりとしたメンテナンスが必要です。まず、外壁に汚れが付着している場合は、汚れが蓄積しないようにこまめに洗浄することが大切です。洗浄する際には、適切な洗剤を使用し、ブラシやスポンジでしっかりと汚れを取り除きます。また、塗装されている場合は、定期的に塗装の状態を確認し、塗り直す必要がある場合は早めに行いましょう。さらに、外壁塗装には、防水、断熱、防藻等の機能もあります。これらの機能が十分発揮されるよう、メンテナンスは欠かせません。外壁塗装のメンテナンスをきちんと行うことで、建物自体を長持ちさせ、快適に生活するためにも大切です。
プロに依頼する際のポイント
外壁塗装は家の外観を美しく保つために重要なものですが、素人が行うと失敗してしまい、防水効果や耐久性に問題が生じることがあります。そのため、プロに依頼して行うことが大切です。しかし、プロに依頼する際は注意点があります。まずは信頼できる業者を選ぶことが大切です。また、見積もりが適正かどうかを確認することも重要です。安すぎる場合は素人作業や悪徳業者かもしれませんし、高すぎる場合は言い値をつけられている可能性があります。見積もりの内容をしっかりと比較し、適切な価格帯であるかどうかを判断しましょう。そして、施工内容や塗料の種類、保証期間なども確認を怠らないようにしましょう。こういったポイントを押さえて、信頼できる業者に依頼することで、外壁塗装の効果を最大限に利用することができます。